佐々木まゆみ

看護師

病院のように、あれダメ、これダメ、というのではなく、市販の入浴剤を使ったりして自由にできる雰囲気が、自分には合っているなぁと感じました。

先生に勧められた「私の明るさを活かせる場所」

自分の明るさを社会の役に立てる仕事があるならば、と看護師への道一直線
看護師になることを考え始めたのは中学時代です。 入院した担任の先生のお見舞いに行ったとき「お前みないた明るいやつが看護師の中にいてくれたらいいんだけどなぁ」といわれて、看護師になることを意識し始めました。 高校生のときに、友人に吉本興業に一緒に入らない?と誘われたことがある程、お笑い系でした。もちろん、断りましたけど(笑)。 進路を考える時期には、自分明るさを社会の役に立てる仕事があるならば、と看護師への道一直線でした。手に職がある方が安心ですしね。

楽しかった老人内科

老人内科は自分に合っていたと思います。
最初に就職したのは、内科・小児科、その後老人内科に異動になりました。 老人内科は自分に合っていたと思います。 ナースコールで呼ばれていくと、「3年前から待っていたよ」と3週間前に入院して来たのに当たり前のように言うおじいさん。 「ちょっとかご呼んで下さい」とタイムスリップしているおばあさん。 せっかく入れた点滴も、何度説明しても「何だか変なものが入っているよぉ」と言って抜いてしまうおばあさん。 涙を流すくらい感謝されて打ち解けたと思ったのに、次には手をつねられるくらい拒絶され、すっかり忘れられている。 こんなことが私にはおかしくて、おかしくて。 家に帰ってからも息子に、面白おかしく病院であったことを話すので、息子は「病院はすごく楽しい場所」と勘違いしていました。

施設が古い病院での夜勤はつらかった

仮眠室でもナースコールが大きなボリュームで鳴り響いていました
以前働いていた病院では施設が古く、仮眠室でもナースコールが大きなボリュームで鳴り響いていました。これでは仮眠できないと相談すると、「では、病室で寝ていいよ」と言われ、病室で寝ていたこともあります。やはり病室では落ち着かずあまり仮眠をとることが出来ませんでした。体力的に疲れ果ててしまい結局退職しました。 ゆっくり仮眠も取れない古い施設の病院での過酷な経験があるので、家で待機できる訪問看護のンコールは私にとっては有り難いです。

訪問入浴の経験から訪問看護を考え始めた

病院のように、あれダメ、これダメ、というのではなく
訪問入浴を担当していた時期があり、その経験が訪問看護にいっていみたい、と思うきっかけになりました。 短時間に皆で協力して、一つの目標に向かっていくのも楽しかったです。ものすごい台風の日。道路が灌水しているような状況の中、チームの誰も「中止」を言い出さない。私たちの安全は確保されないのか・・・・と不安の中、向かった訪問先で利用者様が本当に気持ち良さそうに入浴している姿を見て、みんなで頑張って本当に良かった!というある種の一体感を感じました。 入浴は本当に癒しの作業です。こころから利用者様に「ありがとう」って言ってもらえて、 逆にこちらが優しい気持ちにさせてもらえます。 病院のように、あれダメ、これダメ、というのではなく、ちょっとしたことですが「自由がある」というのは在宅の大きな魅力だと思います。 市販の入浴剤を使うのですが、毎回どの色の入浴剤にするか選ぶのを楽しみにして下さっていたりして、小さな楽しみが利用者様を明るくします。そんな自由な雰囲気のある訪問看護にいくことを考えるようになりました。

訪問看護を今なら挑戦できる

「知らないことは知らない」し、「分からないことは分からない」し、と見栄を張らずに素直に言えます
ネット上のいろいろな書き込みを見たり、友人から話を聞いたりしています。他人の家に上がることの大変さも知っています。 でも、訪問看護が自分に合うかどうかは、やってみないと分からない。 若い時には、「知らない」「分からない」ということが「いけないこと」「恥ずかしいこと」と感じていて、なかなか新しいことにチャレンジ出来ませんでした。 逆に、40代という今の年齢になってからは、「知らないことは知らない」し、「分からないことは分からない」し、と見栄を張らずに素直に言えます。だからこそ、チャレンジできるのは今だと思っています。

職場環境は大事

嫌な思いが少ない職場で働きたい
いくつかの職場を経てきて、人間関係は本当に大事だと思っています。多少お給料が安くても嫌な思いが少ない職場で働きたいと正直に思います。 細かい「やり方」や「ルール」にこだわらずに、柔軟に「ここではこうなのね」と合わせたり、流したりしながら、利用者様を大切にすることを大切にしていきたいと思います。 今回就職する訪問看護ステーションはオープニングスタッフ。良い雰囲気の職場にしていきたいです。